糖質制限ダイエットでなぜ痩せる?メカニズムを紹介
糖質制限ダイエットはごはんやパン、麺類などの炭水化物の摂取をなるべく控えます。
糖質を摂取すると、体内でブドウ糖に変換されるため血糖値が上がります。
血糖値が高すぎることは身体にとって有害。
そのため血糖値を下げるためにインシュリンを分泌します。
インシュリンはブドウ糖を中性脂肪に変えて脂肪細胞内に溜めこんでしまうので、太る原因になってしまうのです。
糖質制限ダイエットでは、糖質の摂取量を抑えることでインシュリンを過剰に分泌することを阻止します。
主に食事制限による方法に取り組む方が多いですが、炭水化物をどうしても我慢できないという方は、サプリで糖質カットを図るという手もありますね。
ただ、サプリだけでの効果はあまり期待できないので、食事制限と併用してあくまでサポートするものとして捉えることをおすすめします。
糖質制限ダイエットの有効成分&サプリの選び方
ではサプリはどんな成分が入っているものを選べばいいのでしょうか。
いくつか有効成分を挙げてみました。
マロンポリフェノール
栗の渋皮のみに含まれているマロンポリフェノール。
炭水化物の吸収を防ぎ、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
ギムネマ
「糖を壊す」という意味の「グルマール」という別名を持つギムネマ。
こちらも糖の吸収を防ぎ、血糖値の上昇を抑えます。
また、糖を体内に蓄積するのを防ぐ効果もあります。
桑の葉
肌荒れ・美白効果、糖尿病予防、貧血などさまざまな健康効果がある桑の葉。
糖質をブロックし、血糖値の上昇を緩やかにします。
インゲン豆
ごはんやパン、麺類などに含まれるデンプンを分解し体内に吸収する「アミラーゼ」という酵素のはたらきを抑制します。
糖質制限を実践する人の間で話題になっている成分です。
糖質カットに特化したサプリは非常にたくさん販売されていますが、1つの成分を売りにしているものより、糖質制限に力を入れ複数の成分を配合しているものを選びましょう。
多少高価な商品でも、食事と併用する方は外食時のみ使用すればOK。
妥協せずいい成分を摂り入れましょう。
糖質をカットしすぎるのは身体に悪い…
糖質(炭水化物)は、三大栄養素に含まれる人間にとって必要不可欠な栄養素です。
インシュリンの過剰生成を防ぐために糖質を控えているのですから、全く摂らないのはむしろ逆効果。
糖質を制限しすぎると、脳が飢餓状態だと勘違いしてエネルギーを求め、リバウンドに繋がりやすいです。
メカニズムをしっかり理解して実践しましょう。
サプリの力も借りて無理なく糖質をカットするのが一番ですね。